Uromics
尿検査システムで
『家族』『地域』を
見守る世界を
私たちが解決したい課題
私たちは、国民皆保険制度によって日本中どこでも安心して医療を受けられることが 「当たり前」だと考えている方がほとんどだと思います。
しかし、その「当たり前」が今後も続くとは限りません。
少子高齢化や物価高騰により、医療費の増大や人手不足といった問題が深刻化し、とくに地域ではその影響が顕著に現れ、地域医療はますます疲弊しています。
また、人口の二極化が進む中で、地方の高齢者が物理的・社会的に孤立し、健康状態の変化に気づかないまま、気づいたときにはすでに手遅れとなっているケースも少なくありません。
私たちは医療従事者として、こうした現状を最前線で目の当たりにしてきました。
この日本の医療が抱える課題を解決するために、日々の診療と並行して行ってきた研究活動の成果を社会に役立てたいと考え、株式会社Uromicsを設立いたしました。
私たちが解決したい課題
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01
低負担の尿から、
からだの今を見える化する。尿には、体の状態を映す小さな成分(代謝産物)が含まれています。
私たちは、自宅で少量の尿を採るだけで、痛みなく・通院の負担なく情報を集め、LC-MSによる精密な分析で分かりやすい指標にしてお返しします。
検査をもっと身近にし、病院レベルの分析を家庭につなぐ世界を目指します。
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02
自宅で、
きょうの体調をチェック。朝、スマホに1件の通知。アプリを開くと、尿から得られた指標がわかりやすく表示されます。
採尿→返送→LC-MS解析→結果通知までを一連の流れで行い、通院の負担を減らし、日々の変化に早く気づくことを支援します。
“尿”という日常のデータを、個人・家族・地域の安心につなげていきます。
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03
科学的根拠にもとづく、
誠実なものづくり。私たちは熊本大学発ベンチャーとして、LC-MSによる精密測定と再現性の検証、大学・企業との共同研究を土台にサービスを磨いています。
公開可能なデータや成果は順次発信し、根拠を説明できるプロダクトだけを提供します。
今後も社会の課題解決に向けて、新しいバイオマーカーや運用技術の研究開発を進めます。
事業内容
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Testing
検査事業
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・筋肉量測定
・肉質調査
LC-MSを用いて精密で信頼できる検査を行います。
血液や尿に含まれている細胞の代謝産物であるヌクレオシドをLC-MSを用いて測定します。 -
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Kit & App Dev
検査キット・アプリ開発
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・簡易尿検査キット
・検査結果通知アプリ
より簡便な検査キットの開発や健康管理に役立つアプリの開発を行ないます。
利用者や介助者の負担を減らす検査キットの開発や検査結果の通知・見守り機能のあるアプリケーションの開発を行います。 -
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Biomarker R&D
新規バイオマーカー探索
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・生活習慣病
・感染症
大学や企業と協力して、新規のバイオマーカーの探索を行います。
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私たちについて
我々は熊本大学熊本創生推進機構の
正式な支援をいただいている
「熊本大学発ベンチャー企業」です。